簿記2級を独学で合格した体験記

簿記2級
記事内に広告が含まれている場合があります。

「簿記2級って難しそう」「合格率が低いって聞いたよ」「スクールに通う時間も無いし…」

簿記2級は持っていると新卒採用や転職に有利ですが、「早々に挫折した」なんて話もよく聞きますよね。私もテキストを初めて開いたときの感想は

「さっぱりわからん」

でした。

しかし、ちょっとしたコツさえ抑えてしまえば独学でも合格は可能です!
この記事では、私が日商簿記2級(以下、簿記2級)に合格するまでにかかった時間、実際にした勉強法、使った教材と電卓、その他率直な意見を書かせてもらいます。
100点満点中71点(70点以上が合格)の私のリアルな体験記なので、これから独学でチャレンジしようとしている方の背中を押せればと思います。

ともちょ
ともちょ

たとえギリギリでも、合格は合格ですからね!

総括

合格までに要した日数:6ヶ月
1日の勉強時間(平日):30分~1時間
1日の勉強時間(休日):2~3時間
勉強した時間帯:平日は朝の出勤前、休日はゆっくり起きて午前中
使用した教材:スッキリわかる日商簿記2級(商業、工業) 滝澤ななみ著 TAC出版
使用した問題集:スッキリわかる日商簿記2級 滝澤ななみ著 TAC出版
使用した電卓:無印良品で買ったやつ(12ケタ、検算機能付き)
問題集を何周したか:2周
教材と問題集を何往復したか:数えきれないほど。つまづいたら教材を確認

それでは、独学するうえでのポイントを1つずつ振り返っていきましょう。

毎日少しずつ勉強する

まず、簿記2級はかなりクセのある資格なので、最初のうちは中々苦戦すると思います。
教材で学んだはずなのに、模擬テストで解けない問題が出るなんてザラにあります。
そのため、合格するには1日10時間の勉強をするよりも、1日30分でもいいので継続することがカギです。時間はかかりますが、毎日やっていると段々と意識が変わってきます。
毎日問題を解いたり、教材を読み進めることで

・積み上げているという自信がつく
・少しずつ問題が分かるようになる
・試験日を意識するようになる

「毎日積み上げている」という自覚は、試験本番の時に想像以上に自信になります。
また、教材と問題集を何度も行き来していると段々と解けるようになっていきます。
そして進み具合を見て「いつごろ試験を受けようか」と大体の目安がつくようになるはずです。

忙しく毎日を過ごしている方でも、1日30分程度なら何とかねん出できるものです。
それでも無理なら、Youtubeを見ている時間のうち、まずは5分だけ勉強に割いてみてください。
そのあとは「今日は勉強した!」と罪悪感なくYoutubeを見られると思います。
まずは毎日勉強する習慣をつけて、時間を少しずつ伸ばす。焦らずにコツコツやると息切れしずらくなりますよ。

睡眠はキチンと取る

意外に見落としがちなのですが、知識のインプットに良質な睡眠は不可欠です。
「1日30分程度なら」とは言ったものの、それは睡眠時間を確保するのが前提です。ショートスリーパーなど特殊な体質でない限り、最低でも6時間は確保したいところです。

ともちょ
ともちょ

私は最低7時間は寝てました。
7時間を切ると眠くて仕事に支障が出てしまったので

ひとつの問題集を最低でも1周する

簿記2級は学ぶ知識が幅広く、前回の問題と出題範囲が違うことも珍しくありません。
食わず嫌いをなくす意味でも、最低でも問題集は1周はした方がいいです。欲を言えば、3周くらいできると理想です。

ネット試験を受ける

簿記2級は年3回の統一試験(筆記)と、PCセンターで随時受けられるネット試験のハイブリッド方式を取っています。
このうち統一試験は問題の難易度のばらつきが大きく、中には合格率が2割を切る”ハズレ回”もあります。
その点ネット試験は難易度や出題範囲が安定しており、合格率も統一試験より高いです。
個人の事情に応じていつでも受けることが出来るので、私はネット試験での受験をおススメします。

ともちょ
ともちょ

私もネット試験を受けて1発合格しました。

まとめ 「継続は力なり」はホント

簿記2級は学ぶ範囲も広く、中にはクセが強い内容もあります。
この難解さとクセの前に、けっこうな数の方が脱落するでしょう。

独学で合格するためには、「1日1問は解く」「〇月〇日までに何ページまでやる」
という「自分との約束をいかに守れるか」が大切になってきますね。

もちろん簡単ではないものの、それだけに合格の価値は上がると思っています。
独学で頑張る皆さんの合格を、心から祈ってます!

分かっちゃいるけど怠けちゃうときは

それが出来りゃ苦労しないよ。
ついつい怠けちゃうんだよね。

ともちょ
ともちょ

分かります。私もかなりキツい日が何回もありました。
続けるために、モチベーションの上げ方を工夫しました。

まず、簿記を学ぶとお金に強くなります。
リベ大の両学長も繰り返し

簿記を学べ~簿記を学べ~

と言ってますので、簿記は経済的自由を達成するための土台になると思います。

また、モチベーションを保つには実績のある人の言葉に触れるのもいいですね。

継続といえば、イチローさんがいい例でしょう。

ともちょ
ともちょ

どれか1つでもグッと来たら、そこだけ何回も読み返すといいですよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました