「マッチングアプリって、ホントに出会えるの？」
「周りが結婚しだして焦るけど、ちょっと踏み出せないな…」
そんな風に迷っている方へ。
結論、出会えますよ。
でも、その人が運命の人かどうかは分かりませんが。
この記事では私がペアーズでマッチングし、実際に会ってきた女性との体験談を書いていきます。
・リアルな経験談が知りたいな
当時起きたことを赤裸々に書いていきますので、マッチングアプリの一例として参考になればうれしいです。
同時進行で3人とメッセージをやり取り
マッチングした女性3人と同時進行でメッセージをやり取りしていましたが、前回会ったナナさんとは上手くいかず。
次に会える約束をしたのは、Toshimiさんという方でした。
2人目は茨城にお住いのホテルスタッフ
Toshimiさんのプロフィールはこんな感じでした。
・茨城県出身
・ホテルのスタッフ
・仕事は県内で転勤アリ
・ライブ好き
・お酒も好き
・真剣に出会いを探してます
・目の下にホクロがあります
お！茨城県ならワリと近いな。
ホテルってことは、休みはシフト制かな？
ライブも好き！趣味が合えばいいけど…
アプリ内でメッセージを2週間ほどやり取りした後、会えないか聞いてみたらアッサリOK。
しかも向こうから
「次の土曜日が休みになっているので、そこでどうでしょう？」
と返信が！
いいぞ！いい流れだ！！
待ち合わせ場所はどこにしようかな
茨城って偕楽園が有名だったような…
調べてみると、千波湖ほとりのおしゃれなカフェを発見
ここで落ち合えるか聞いてみたところ「OK」と返事が！
こうして、Toshimiさんと待ち合わせることになりました。
待ち合わせ場所は千波湖ほとりのカフェ
待ち合わせ場所に早めに着いたので、千波湖を見ながら気持ちを落ち着かせていると
あの～、ともちょさんですか？
振り返ると、肩ぐらいまで髪が伸びた小柄な女性が経っていました。
あと、目の下にホクロ。プロフィール写真と同じだ。
はじめまして。ともちょです。
Toshimiさんですよね？よろしくお願いします。
良かった。前回のトラウマもあるだけに、まずは会えたことに一安心。
カフェに入り、軽く食べながらゆっくりとお話をします。
毎度、この初対面が緊張するんだよな。
千波湖の周りを並んで散歩
食べ終わった後は、千波湖のほとりを歩きながらお話の続き。
椎名林檎が好きで、ライブにもよく遠征しているとのこと。
幸い自分も好きだったので、しばらくPVの話題で盛り上がっていたら不意に
よかったら、一緒にライブ行かない？
椎名林檎のライブチケット、1枚余ってるから
え？お？？
今、一緒に行こうって言った？
もちろん、いいですよ！
一緒に行きましょう。
オッシャーーーー！まさか向こうから誘ってくれるなんて思いもしなかった。
しかも友達とグループでじゃなくて、2人で！
もうこれは脈ありで確定でしょう。
人生で初めてのライブデート
出かける前、こんなに髪型を念入りにセッティングしたのは何年ぶりだろうか。
場所は埼玉スーパーアリーナ。
初めてきたけど、デカいな…
駅の改札で待っていると、Toshimiさんを発見。…かわいい。
物販の列に並びたいと言うので、一緒に並んで待つことに。
季節は秋も深まり、時おり冷たい風が吹いてきていました。
ふと目をやると、キッチンカーの列を発見！
Toshimiさん、寒くないですか？
あそこでコーヒー買ってきますよ。
ブラックって飲めます？
Toshimiさんを列に残して、キッチンカーに走る。
なにこれ、もうデートじゃん。
その後のライブもものすごい楽しくて、大満足の1日でした。
ライブ中、嬉しそうに手を振っているToshimiさんの方もチラチラ見ながら、僕の決心は固まっていきました。
もうこれ、告白しよう
もうこの流れは決まったでしょう。
あとは万全を期すために、プレゼントも用意しておこうっと。
プレゼントを買う
こんなにワクワクしまがらプレゼントを選んだのは何年ぶりだろう。
・アクセサリーは仕事中付けられないし、趣味が合わない可能性もある
・仕事で使う消耗品で、それなりの値段設定がいいな！
というわけで、プレゼントは「顔パック」に決まり！
さあ、次はデートに誘う口実を考えねば！
食事に誘う
Toshimiさんとの話の中で「赤から食べたい」って言ってたのを思い出しました。
というわけで、水戸にある「赤から」を予約！
よっしゃ！これで準備はととのったぞ！！
待ち合わせ場所までは車で2時間弱かかるけど、そんなのどうってことない位にルンルンでした。
そして運命の日
待ち合わせ場所に着き、車で待っていると、Toshimiさんが合流。
よかった、来てくれた。もうそれだけでうれしい。
赤から鍋を食べながら、いろんなことを話しました。
・感動したシーン
・学生時代によく聞いていたこと
・心に刺さったフレーズ
推しについて語るToshimiさんは、
声のトーンが高くなって身振りが大きくなるんだな
最後の〆のラーメンまで食べて、お会計を済ませたところで
（もう、ここでいくしかないな）
Toshimiさん、ちょっとお話いいかな？
そう言って僕は、Toshimiさんに車の助手席に乗ってもらいました。
意を決して告白！しかし…
持ってきたプレゼントを渡すと、Toshimiさんはもうメッチャ喜んでくれました。
うれしい！フェイスパックってめっちゃ使うの！
わーありがとう！
よかった。喜んでくれた。もう行くっきゃない。
Toshimiさん、僕はあなたが好きです。
この前のライブもすごく楽しかった。
これからもToshimiさんと思い出をたくさん作っていきたい。
僕でよければ付き合ってください。
助手席に乗せたToshimiさんに、ハッキリと伝えたのですが…
予想外の答えが返ってきた
Toshimiさんの方を見ると、何ともいえない表情でうつむきながら、答えてくれました。
趣旨をまとめると、こんな感じ↓
・今の仕事が好きで、結婚や出産すると辞めなきゃいけなくなる
・不器用な性格で、仕事と恋愛の両立ができない（どっちか一方だけになる）
・今は仕事を頑張りたいから、誰かとお付き合いしようって気持ちはない
？？？
じゃあ、なんでマッチングアプリやってるの？
という疑問は浮かんだものの、口には出しませんでした。
結局、今は仕事優先で男性とお付き合いする気はないとのこと。
Toshimiさんにフラれた僕は、そのまま車で帰ったのでした。
その後
あれほど失意の中で2時間車を走らせたのは、後にも先にもあの時だけですね。
正直、どの道をどう帰ったか覚えていません。
その後もToshimiさんに連絡を取ってみましたが、全て既読すらつかず、終わり。
オレってホントにモテないんだな～
もう辞めようかな…
もう正直、心はバキバキに折られ、気力もしぼんでいました。
そんな失意の中、メッセージが続いている最後の1人に一縷の望みをかけるのでした。
