「簿記資格を取ったけど、仕事で経理職にいるわけじゃないし、使い道ないかな・・・」
「リベ大で”簿記を学べ”って言ってたけど、どう役に立つんだろう?」
それなら、複式簿記で家計簿を付けてみてはいかがでしょう。
この記事では、筆者の毎月の収支を複式簿記を使ってまとめています。

家計簿なら、簿記3級の知識があれば十分です。
通勤中にYoutubeで「リベラルアーツ大学」の両学長に「簿記を学べ~」と言われて勉強を始めました。
簿記の考え方を知ったおかげで家計のお金の流れが見えるようになり、10年で1,000万円貯められたといっても過言ではないでしょう(ありがとう、両学長)。
経理職ではないけど簿記資格を持っている方や、これから資産形成していきたい方は、まずは家計簿から始めてみてはどうでしょうか。
※毎月の家計簿は、「マネーフォワード」を使っています。
令和5年7月の結果
まず、7月の収支結果はこうなりました。
収入:429,956円
支出:349,042円
結果:80,914円の黒字
今月も黒字でフィニッシュすることが出来ました。
次に、P/LとB/Sを見ていきましょう。
損益計算書(P/L)
まず、今月のP/Lは以下のようになりました。
(借方) | (貸方) |
---|---|
(日用品)25,327 | (給料)264,240 |
(水道光熱費)11,457 | (育児休業手当金)165,716 |
(家電)104,699 | (収益計)429,956 |
(通信費)9,877 | |
(衣服)7,560 | |
(保険)6,470 | |
(税金)3,000 | |
(子育て関係)50,652 | |
(ジュニアNISA)130,000 | |
(費用計)349,042 | |
(当月利益計)80,914 | |
計 429,956 | 計 429,956 |
結果として、今月も黒字でフィニッシュできました。
新たにエアコンを1台買ったので、家電の104,699円は大きな出費となりました。

とはいえこの酷暑の中、赤ちゃんがいる状況で
扇風機だけで乗り切れないですね。
痛いですが、必要な出費と割り切ります。
あと電気料金とガソリンが高すぎますが、これは個人ではどうにもならないのでなるべく節電と燃費のいい走りで切り抜けるしかないですね。
収益については、先月に育児休業を取った手当金が振り込まれていました。
赤ちゃんが産まれると出費が増えるだけに、とてもありがたいですね。
昔に比べれば、男性も育休を取りやすくなってきているので、少しずつですがいい世の中になっていると感じます。
貸借対照表(B/S)
続いて、今月のB/Sは次のようになりました。
(借方) | (貸方) |
---|---|
(つみたてNISA)33,333 | (負債計)0 |
(iDeCo)12,000 | (純資産計)80,914 |
(特定口座)16,667 | |
(貯金)18,914 | |
(資産計)80,914 |
今月も「つみたてNISA」と「iDeCo」は淡々と継続し、余剰資金は特定口座で積み増しました。

資産形成は時間がかかるものです。
地味で愚直が1番の近道だったりします。
今年の収支まとめ
今年の収支(1~7月)はこのようになりました。
収入:2,698,843円 ※2馬力
支出:2,259,473円
合計:439,370円
貯蓄率:16.2%(合計/収入)

子ども1人育てると、子育て費用が出る一方で
旅行や外食が出来なくなるのでトントン位になりますね。
今月は育児休業手当金が振り込まれたので、収支はいい感じになってくれました。
まじでありがてぇ・・・
なんやかんや言われてますが、日本は福利厚生がしっかりしてていい国だと思います。
まとめ 急な出費のために生活防衛資金を用意しておこう
簿記の知識があると、お金の流れが見えるようになってきます。
収入と支出が見える化されるので、仕事だけでなく家計簿を付けるのにも活きる知識ですね。
日々の生活の中でも、いろいろ想定外のことが起こります。
・エアコンを新たに買った
・内祝いやお返しなどをするのにお金が必要になった

目安は「月に必要な生活費×3~24(ヶ月)」分と言われています。
私は「12ヶ月分」を目安に確保してて、これのおかげでエアコンを
買う時も心が平穏でいられました。
こうした「お金に関する知識」を教えてくれ、「しっかり学んで行動しよう」と背中を押してくれた両学長にはホントに感謝してます。
私がリベ大を読んで実際にやったことは、こちらの記事にまとめてます↓

正しい知識を知って行動すると、実績が積みあがって自信になります。
自分流にカスタムして、少しずつでもいい方向に変えていきましょう。
